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2008年4月 1日

Exchange Server 2007 フォレスト間メールボックスの移動

Exchange Server 2007のhelpで
「フォレスト間でメールボックスを移動する方法」を検索してみるのが一番よいですが、
一応書いておきます。

環境は、移行元、移行先、互いに1フォレスト1ドメイン1Exchange組織の環境です。
WIndows Server 2003 SP2 + Exchange Server 2003 SP2
  ↓
Windows Server 2008 + Exchange Server 2007 SP1


1.前段階としては、フォレスト間信頼が完全に構築されている必要があります

※「代わりのUPNサフィックス」が両方のフォレストに同じものが登録されていると、信頼関係はうまく結べても、実質、信頼関係が機能しなくなる場合があるのでご注意。
この場合は、重複するUPNサフィックスを削除して、また信頼関係を壊して、作り直してください。


2.つぎに、ADMT3.0を使用して、ユーザーオブジェクトを移行します

ちなみにWindows Server 2003と、Windows Server 2008では、
ドメインとフォレストの機能レベルに注意しながらADMT3.0を2003側にインストールします。
この実験では機能レベルは2003に統一しました。

機能レベルを2007にすると、フォレスト間の信頼関係を結んだ時点で
2003側から2007側が見えなかったりして、あまりうまくいきませんでした。

こちらも参考にしてください。
ADMT v3.0 による Windows Server 2008 への移行について

大雑把に言えば、1フォレスト1ドメインのような単純な環境同士であれば、
Administratorsグループにいるユーザー(Administratorも可)を、
相手先ドメインのAdministratorsグループに加えて、
これをお互いのドメインで実行して、
両方のドメイン(実質フォレスト)に管理権限のあるユーザーをつくり、
そのユーザーでADMTを実行すればよいでしょう。


3.$SourceCredential = Get-Credential

「Exchange管理シェル」で、下記のコマンドを使い、
シェル変数? -SourceForestCredential に
移行元のExchange組織に対して、全権のあるアカウント情報を格納しておきます。

Exchange Serverの組織の権限を色々と変更していなければ、
移行元ドメインのAdministratorで十分で大丈夫でしょう。

$SourceCredential = Get-Credential
ここで、
アカウント「IKOU-MOTO\Administrator」
「それに対するパスワード」を入力する


4.$TargetCredential = Get-Credential

-SourceForestCredential に
移行先のExchange組織に対して、全権のあるアカウント情報を格納しておきます。
移行先ドメインに管理権限のあるAdministratorで大丈夫でしょう。

$TargetCredential = Get-Credential
ここで、
アカウント「IKOU-SAKI\Administrator」
「それに対するパスワード」を入力する


■確認

 > echo $SourceCredential
IKOU-MOTO\administrator
> echo $TargetCredential = Get-Credential
IKOU-SAKI\administrator
と出力されればOK。


5.Move-Mailboxコマンド

普通はこれでメールボックスの移動ができるのですが、
コピペしながらコマンドを修正して打ち込もうとしても、
なかなかエラーが消えなくてうまくいきません。

というのは、このExchange管理シェル、
コピペをすると、改行付近の文字がなくなってしまいます。

だから、エラーが消えなかったら、そこの部分をじっくりみて、
文字列が崩れていないかをチェックするのがよいでしょう。

何回も修正して、エラーが出なくなったらやっと下記のように成功します。

[PS] C:\>Move-Mailbox
 -TargetDatabase "EX-2007\First Storage Group\Mailbox Database"
 -Identity kuwazou 
 -GlobalCatalog EX-2007.ikou-saki.kuwazou.net
 -SourceForestGlobalCatalog EX-2003.ikou-moto.kuwazou.net
 -NTAccountOU "OU=Users,DC=ikou-saki,DC=kuwazou,DC=net"
 -SourceForestCredential $SourceCredential
 -TargetForestCredential $TargetCedential

確認
この操作を実行しますか?

メールボックス くわぞう を
データベース EX-2007\FirstStorage Group\Mailbox Database に移動しています。
この操作では、メールボックスの
Active Directory構成のみが変更されます。
メールボックスのコンテンツは失われる可能性があります。
変更が完了するまでこのメールボックスにアクセスすることはできません。

[Y] はい(Y) [A] すべて続行(A) [N] いいえ(N) [L] すべて無視(L) [S] 中断(S)
[?] ヘルプ(既定値は "Y"): y

ここで、Yを押すと、メールボックスの移動(といっても、コピーである。もとはなくならない)が始まる。
画面上には、

kuwazou
    メメッッセセーージジをを移移動動ししてていいまますす。。 ふぉふぉるるだだ (35/512)
    [oooooo          ]

(原文ママ)というメッセージで移動中なのがわかる。
相変わらず、結構時間はかかる。

終了すると、このようなメッセージがでる。

StatusMessage : このメールボックスは移動先のデータベースに移動されました。
ReportFile : C:\Program Files\Microsoft\Exchange Server\Logging\MigrationLogs\move-Mailbox20080325-012026-2736001.xml

※上記のコマンドでは、ユーザーオブジェクトがすでにメールボックスを持っている場合には
エラーとなってしまうが、-AllowMerge オプションをつけることによって、内容をマージすることができる。

2006年6月12日

受信者更新サービスとは

受信者更新サービス_1.JPG
これのことである。

■Exchange 受信者更新サービスの使用方法
http://support.microsoft.com/kb/319065/ja

 役割としては、ユーザーのメールボックスを作成すると、SMTPアドレスなどのプロキシ アドレス(太字の代表メールアドレス)が受信者更新サービスによって自動的に生成される。

※受信者更新サービスを常時実行するよう設定している場合であっても、新規の電子メール アドレスが生成されるまでには多少の待ち時間が発生する。

つまり、ユーザーアカウントを作ると勝手にメールアドレスが出来上がるあの仕組みである。

■なんで突然こんなことをいいだすのかというと、
受信者更新サーバスサーバをフロントエンドサーバーにしようとすると
こんな風なエラーがでるからである。

受信者更新サービス_2.JPG

なので、フロントエンドのサーバーにするExchangeは受信者更新サービスの役割からおろしておきましょう。

2006年6月 8日

削除し忘れたExchange Serverを無理やり削除する

あまりないことですが。

普通、ドメイン内のExchange Serverを削除するときは、
サーバーからExchange Serverをアンインストールしてから削除しますが、
そんなの忘れてサーバーを物理的に撤去してしまった場合の話です。

コンピュータオブジェクトも消してしまい、
久しぶりにExchangeシステムマネージャを開いてみたら
こんな風にExchangeの亡霊が存在していて削除できません。

delete_0.JPG

というときは、ADSI Editの「Configuration」から強制的に削除してしまいます。

delete_1.JPG

関係ある部分はすべて消してしまいます。

delete_2.JPG

ちょっと心配な方法ですが、
システムマネージャを開きなおしてみると
一応、削除されているので大丈夫なのでしょう。(たぶん)

2006年5月29日

Exchange ServerでSMART_HOSTの設定をする

SMTP仮想サーバーのプロパティ
 「配信」タブ
  「詳細設定」ボタンに設定箇所があります。
smarthost.JPG


■ルーティンググループのSMTPコネクタをつかう方法もあります。

【全般】タブ
ルーティンググループの中にスマートホストにしたいやつがいるなら、ブリッジヘッドサーバーをその人にしてあげましょう。
smarthost2.JPG

【アドレススペース】タブ
オープンリレーサーバーの設定にしないように気をつけてください。
smarthost3.JPG

2006年5月28日

ストア データベースの最大キャッシュ サイズを変更する方法

■Exchange 2000 Server でストア データベースの最大キャッシュ サイズを変更する方法
http://support.microsoft.com/?kbid=266768
 こちらを参照して、最大キャッシュサイズ(6400)25.6MB、最小(640)2.56MBにしてみたのですが、あまりかわりありませんでした。

 というのは普段のテスト環境ではstore.exeの使用メモリ量は12MBくらいだったからです。
むしろIISのメモリ使用量を抑える方法はないのか・・・・

2006年5月22日

ストレージとストアとパブリックフォルダツリー

■Exchange Serverの論理格納域
混乱してきた・・・

●1サーバーにつき、ストレージグループが作れる。

●1ストレージグループにつき、ストア(メールボックスストア、パブリックストア)が作れる。

●ストア(メールボックスストア、パブリックストア)の中に、複数のメールボックス、パブリックフォルダが格納される。

tree_1.JPG


●メールボックスストアは、必ず「規定のパブリックストア」で、接続するパブリックストアが指定されてなければならない。
mailbox_store.JPG


●パブリックストアは、必ず「パブリックフォルダツリー」に関連付けられてなくてはならない。
public_folder_store.JPG
 さらに、パブリックフォルダツリーに関連付けることのできるパブリックストアは、1サーバーにつき、1つのパブリックストアに限られる。
 逆に言えば、1つのパブリックフォルダツリーに、複数のサーバーのパブリックストアを関連付けることならば可能である。既存のExchange組織に、Exchange Serverを追加したときに何も考えないでやってるとこのような構成になるはずだと思います。


●パブリックフォルダツリーには、「MAPI クライアント」と「全般」の2種類があり、メールボックスストアで「規定のパブリックストア」に指定できるパブリックストアは、「MAPI クライアント」のフォルダツリーに関連付けられていなければならない
public_folder_tree.JPG


●結局、こんな感じになります。
色の付いた線が関連付けしてある部分です。
tree_2.JPG