Exchange Serverの最近のブログ記事

■Exchange 2007 の ESE データベース キャッシュ サイズ
http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/bb691304(EXCHG.80).aspx

によると、

・データベース キャッシュの最大サイズが既定で設定されていないため、DBのI/Oに負荷がかかっている場合は、ESEにより、RAMの使用量はどんどん増えていく。

 つまり、store.exeは、キャッシュのために使えるだけメモリを使用するようになっている。


・RAMの使用量の増加を必要とするほどデータベース I/O に負荷がない場合は、ESE によってキャッシュのサイズが増加されることはない。


・Windowsのシステムキャッシュ、他のアプリケーションがメモリを要求する場合には、ESEにより、必要な分までデータベース キャッシュのサイズは減少する


・Exchange 2007 の既定による最小のデータベース キャッシュ サイズは、2 GB の RAM を持つサーバー上で 512 MB


なのだそうです。
ちなみに、ESEというのは、Extensible Storage Engine:拡張ストレージ・エンジン のこと。

それで、ADSI Editによって、CacheSizeの最大値、最小値を設定することが可能です。

Configuration/Services/Microsoft Exchange/<組織>/Administrative Groups/<管理グループ>/Servers/<サーバー名>/Information Store

Exchange 2003 でも同じでしたね。今回は/3GBはないですけど。

Exchange2000や、2003では、
Exchangeシステムマネージャの「メールボックス」フォルダを
開けば
すぐにみれたんですが。。。

Exchange2007では、Exchange管理シェルからコマンドです。

> get-mailboxfolderstatistics -Identity kuwazou | 
>> Where { $_.Name -eq "Top of Information Store" }
>>

Date          : 2008/04/12 15:04:02 Name          : Top of Information Store Identity         : kuwazou\ FolderPath      : / FolderId        :LgAAAACCh5uEPzGtQKe7e1ipPvE7AQA5o FolderType      : Root ItemsInFolder     : 0 FolderSize      : 0B ItemsInFolderAndSubfolders : 165777 FolderAndSubfolderSize : 814855014B OldestItemReceivedDate : NewestItemReceivedDate : ManagedFolder :

814855014B = 814855KB = 814.9MB
っていうところでしょうか。

Exchange 2000や、2003までは、
ユーザーなどのオブジェクトに関連付けられているメールボックスを削除する操作をした場合、
すぐには削除されず、
普通、最初の1日(メールボックスストアの保守時間がくるまで)は
そのままどこかと関連付けられていたような状態になっていて何も操作できず、
Exchangeシステムマネージャから、「メールボックス」フォルダを右クリックして、
「クリーンアップエージェントの実行」をしていたものです。


しかし、2007になったら、GUI(Exchange管理コンソール)上からはクリーンアップエージェントはできなくなりました。


そこで、Exchange管理シェルから、コマンドを入力することになります。

>Clean-MailboxDatabase "Mailbox Database"

これだけですけど。


これで、Exchange管理コンソール上の「切断されたメールボックス」に関連付けがされていないメールボックスが表示されます。


再び関連付けを行ったり、完全に削除するにはGUIからの方が楽でしょう。

Exchange Server 2007のhelpで
「フォレスト間でメールボックスを移動する方法」を検索してみるのが一番よいですが、
一応書いておきます。

環境は、移行元、移行先、互いに1フォレスト1ドメイン1Exchange組織の環境です。
WIndows Server 2003 SP2 + Exchange Server 2003 SP2
  ↓
Windows Server 2008 + Exchange Server 2007 SP1


1.前段階としては、フォレスト間信頼が完全に構築されている必要があります

※「代わりのUPNサフィックス」が両方のフォレストに同じものが登録されていると、信頼関係はうまく結べても、実質、信頼関係が機能しなくなる場合があるのでご注意。
この場合は、重複するUPNサフィックスを削除して、また信頼関係を壊して、作り直してください。


2.つぎに、ADMT3.0を使用して、ユーザーオブジェクトを移行します

ちなみにWindows Server 2003と、Windows Server 2008では、
ドメインとフォレストの機能レベルに注意しながらADMT3.0を2003側にインストールします。
この実験では機能レベルは2003に統一しました。

機能レベルを2007にすると、フォレスト間の信頼関係を結んだ時点で
2003側から2007側が見えなかったりして、あまりうまくいきませんでした。

こちらも参考にしてください。
ADMT v3.0 による Windows Server 2008 への移行について

大雑把に言えば、1フォレスト1ドメインのような単純な環境同士であれば、
Administratorsグループにいるユーザー(Administratorも可)を、
相手先ドメインのAdministratorsグループに加えて、
これをお互いのドメインで実行して、
両方のドメイン(実質フォレスト)に管理権限のあるユーザーをつくり、
そのユーザーでADMTを実行すればよいでしょう。


3.$SourceCredential = Get-Credential

「Exchange管理シェル」で、下記のコマンドを使い、
シェル変数? -SourceForestCredential に
移行元のExchange組織に対して、全権のあるアカウント情報を格納しておきます。

Exchange Serverの組織の権限を色々と変更していなければ、
移行元ドメインのAdministratorで十分で大丈夫でしょう。

$SourceCredential = Get-Credential
ここで、
アカウント「IKOU-MOTO\Administrator」
「それに対するパスワード」を入力する


4.$TargetCredential = Get-Credential

-SourceForestCredential に
移行先のExchange組織に対して、全権のあるアカウント情報を格納しておきます。
移行先ドメインに管理権限のあるAdministratorで大丈夫でしょう。

$TargetCredential = Get-Credential
ここで、
アカウント「IKOU-SAKI\Administrator」
「それに対するパスワード」を入力する


■確認

 > echo $SourceCredential
IKOU-MOTO\administrator
> echo $TargetCredential = Get-Credential
IKOU-SAKI\administrator
と出力されればOK。


5.Move-Mailboxコマンド

普通はこれでメールボックスの移動ができるのですが、
コピペしながらコマンドを修正して打ち込もうとしても、
なかなかエラーが消えなくてうまくいきません。

というのは、このExchange管理シェル、
コピペをすると、改行付近の文字がなくなってしまいます。

だから、エラーが消えなかったら、そこの部分をじっくりみて、
文字列が崩れていないかをチェックするのがよいでしょう。

何回も修正して、エラーが出なくなったらやっと下記のように成功します。

[PS] C:\>Move-Mailbox
 -TargetDatabase "EX-2007\First Storage Group\Mailbox Database"
 -Identity kuwazou 
 -GlobalCatalog EX-2007.ikou-saki.kuwazou.net
 -SourceForestGlobalCatalog EX-2003.ikou-moto.kuwazou.net
 -NTAccountOU "OU=Users,DC=ikou-saki,DC=kuwazou,DC=net"
 -SourceForestCredential $SourceCredential
 -TargetForestCredential $TargetCedential

確認 この操作を実行しますか?

メールボックス くわぞう を データベース EX-2007\FirstStorage Group\Mailbox Database に移動しています。 この操作では、メールボックスの Active Directory構成のみが変更されます。 メールボックスのコンテンツは失われる可能性があります。 変更が完了するまでこのメールボックスにアクセスすることはできません。

[Y] はい(Y) [A] すべて続行(A) [N] いいえ(N) [L] すべて無視(L) [S] 中断(S) [?] ヘルプ(既定値は "Y"): y

ここで、Yを押すと、メールボックスの移動(といっても、コピーである。もとはなくならない)が始まる。 画面上には、
kuwazou
    メメッッセセーージジをを移移動動ししてていいまますす。。 ふぉふぉるるだだ (35/512)
    [oooooo          ]
(原文ママ)というメッセージで移動中なのがわかる。 相変わらず、結構時間はかかる。 終了すると、このようなメッセージがでる。
StatusMessage : このメールボックスは移動先のデータベースに移動されました。
ReportFile : C:\Program Files\Microsoft\Exchange Server\Logging\MigrationLogs\move-Mailbox20080325-012026-2736001.xml

※上記のコマンドでは、ユーザーオブジェクトがすでにメールボックスを持っている場合には
エラーとなってしまうが、-AllowMerge オプションをつけることによって、内容をマージすることができる。

受信者更新サービスとは

|

受信者更新サービス_1.JPG
これのことである。

■Exchange 受信者更新サービスの使用方法
http://support.microsoft.com/kb/319065/ja

 役割としては、ユーザーのメールボックスを作成すると、SMTPアドレスなどのプロキシ アドレス(太字の代表メールアドレス)が受信者更新サービスによって自動的に生成される。

※受信者更新サービスを常時実行するよう設定している場合であっても、新規の電子メール アドレスが生成されるまでには多少の待ち時間が発生する。

つまり、ユーザーアカウントを作ると勝手にメールアドレスが出来上がるあの仕組みである。

■なんで突然こんなことをいいだすのかというと、
受信者更新サーバスサーバをフロントエンドサーバーにしようとすると
こんな風なエラーがでるからである。

受信者更新サービス_2.JPG

なので、フロントエンドのサーバーにするExchangeは受信者更新サービスの役割からおろしておきましょう。

あまりないことですが。

普通、ドメイン内のExchange Serverを削除するときは、
サーバーからExchange Serverをアンインストールしてから削除しますが、
そんなの忘れてサーバーを物理的に撤去してしまった場合の話です。

コンピュータオブジェクトも消してしまい、
久しぶりにExchangeシステムマネージャを開いてみたら
こんな風にExchangeの亡霊が存在していて削除できません。

delete_0.JPG

というときは、ADSI Editの「Configuration」から強制的に削除してしまいます。

delete_1.JPG

関係ある部分はすべて消してしまいます。

delete_2.JPG

ちょっと心配な方法ですが、
システムマネージャを開きなおしてみると
一応、削除されているので大丈夫なのでしょう。(たぶん)

Exchange ServerでSMART_HOSTの設定をする

|

SMTP仮想サーバーのプロパティ
 「配信」タブ
  「詳細設定」ボタンに設定箇所があります。
smarthost.JPG


■ルーティンググループのSMTPコネクタをつかう方法もあります。

【全般】タブ
ルーティンググループの中にスマートホストにしたいやつがいるなら、ブリッジヘッドサーバーをその人にしてあげましょう。
smarthost2.JPG

【アドレススペース】タブ
オープンリレーサーバーの設定にしないように気をつけてください。
smarthost3.JPG

■Exchange 2000 Server でストア データベースの最大キャッシュ サイズを変更する方法
http://support.microsoft.com/?kbid=266768
 こちらを参照して、最大キャッシュサイズ(6400)25.6MB、最小(640)2.56MBにしてみたのですが、あまりかわりありませんでした。

 というのは普段のテスト環境ではstore.exeの使用メモリ量は12MBくらいだったからです。
むしろIISのメモリ使用量を抑える方法はないのか・・・・

■Exchange Serverの論理格納域
混乱してきた・・・

●1サーバーにつき、ストレージグループが作れる。

●1ストレージグループにつき、ストア(メールボックスストア、パブリックストア)が作れる。

●ストア(メールボックスストア、パブリックストア)の中に、複数のメールボックス、パブリックフォルダが格納される。

tree_1.JPG


●メールボックスストアは、必ず「規定のパブリックストア」で、接続するパブリックストアが指定されてなければならない。
mailbox_store.JPG


●パブリックストアは、必ず「パブリックフォルダツリー」に関連付けられてなくてはならない。
public_folder_store.JPG
 さらに、パブリックフォルダツリーに関連付けることのできるパブリックストアは、1サーバーにつき、1つのパブリックストアに限られる。
 逆に言えば、1つのパブリックフォルダツリーに、複数のサーバーのパブリックストアを関連付けることならば可能である。既存のExchange組織に、Exchange Serverを追加したときに何も考えないでやってるとこのような構成になるはずだと思います。


●パブリックフォルダツリーには、「MAPI クライアント」と「全般」の2種類があり、メールボックスストアで「規定のパブリックストア」に指定できるパブリックストアは、「MAPI クライアント」のフォルダツリーに関連付けられていなければならない
public_folder_tree.JPG


●結局、こんな感じになります。
色の付いた線が関連付けしてある部分です。
tree_2.JPG

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